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商品説明
食べることはなぜこれほどまでに「めんどう」なのか?食べるとは生きているもの、死んだもの、腐ったものを喰らうこと。このみもふたもない現実(自然)を覆い隠すためにひとはさまざまな工夫(文化)をこらす。レヴィ=ストロース「料理の三角形」から、食べないこと、家庭料理、「目玉焼きの食べ方」、「ヘボ(スズメバチ)追い」などまでを題材に、「食の記号論」を大展開。
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収録内容
1 | 第1部 食の現在(食べないことの哲学 ラフスケッチ―『食べることの哲学』の余白に |
2 | 「手作り」とは何か?―家庭料理のアクターネットワーク論 |
3 | 第1セッション「食の原点と現在」を終えて) |
4 | 第2部 マンガが描く食(マンガが描く食―『目玉焼きの黄身いつつぶす?』と行為としての“食べること”) |
5 | 第3部 食の両義性(「ヘボ追い」から全体討論へ |
6 | 「ヘボ追い」ってなに? |
7 | 全体討論 食の両義性) |
8 | 第4部 記号論の諸相(モンスターに触れること―『キング・コング』における特殊効果のリアリティ |
9 | 批判的常識主義に基づくパースの知覚論―直接知覚と間接知覚をつなぐ二重のアブダクション |
10 | “モニュメント”という記述方法―二〇〇〇年代のクシシュトフ・ヴォディチコ) |