商品説明
怪談をはじめ、多彩なジャンルの講談を演じて定評ある人間国宝・一龍齋貞水。その至芸は、現代講談界の最高峰として位置づけられる。傘寿を迎えても、なお真摯に芸と向き合い、古典の長編物を手掛ける一方、新たな挑戦も欠かさない。著者は、長年にわたるインタビューと綿密な取材をもとに、講談一筋に歩んだ半生をつぶさに綴ってゆく。本書は、貞水自身も認める決定版である。貞水が自ら語った演目解説、先人の講談師の思い出に加え、講談年表も収録。資料としても貴重である。
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収録内容
1 | 1 貞水八十年の歩み(父親のこと |
2 | 初高座 |
3 | 第二の父、師匠貞丈 ほか) |
4 | 2 講談のジャンルと貞水演目一覧(怪談もの |
5 | 赤穂義士伝 |
6 | 世話物 ほか) |
7 | 3 忘れえぬ先人たち―貞水に聞く(五代目一龍齋貞丈 |
8 | 二代目神田松鯉 |
9 | 桃川燕雄 ほか) |