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商品説明
政策評価制度の本質的問題は何か?これまで、政策評価は身内による「お手盛り」にすぎないと批判されてきたが、その因果メカニズムは明らかにされてこなかった。本書では、評価をする側の行政職員がどのような意図を持ち、それがどのような評価結果に至るのかを実証的に解明しつつ、このような制度運用を生み出す要因を提示することで「いかに政策評価の結果が歪められていくのか」を明らかにする。
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収録内容
1 | 第1部 序論(本書のあらまし |
2 | 評価制度導入以前の政策評価研究 |
3 | 評価制度の先行研究 |
4 | 作為的評価行動の仮説) |
5 | 第2部 評価行動の検討(作為的評価行動の探索:行動は実際に起きているのか? |
6 | 作為的評価行動のモデル化:行動はどのように起きるのか? |
7 | 作為的評価行動の説明:行動はなぜ起きるのか?) |
8 | 第3部 制度設計の検討(現行制度の枠組:制度は作為的な行動を統制できないのか? |
9 | 評価制度の成立過程:統制できない制度がなぜ設計されたのか? |
10 | 評価制度の見直し過程:作為的な行動をなぜ放置するのか?) |
11 | 第4部 まとめ(起こるべくして起きた作為的評価行動 |
12 | 政策検証の限界:政策はなぜ検証できないのか?) |