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古浄瑠璃・説経研究-近世初期芸能事情 下

阪口弘之/著

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発売日 2020年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2505260
JAN/ISBN 9784757609570
メディア 本/雑誌
販売和泉書院
ページ数 585

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

上方・江戸の東西演劇界の幅広い交流の具体的様相や、出版書肆を巻き込んでの道頓堀興行界の戦略的な動向、それに牽引される義太夫や近松らの境涯、更にその作品定位や正本刊行事情をめぐってと、しなやかで幅広い新知見が、斯界の研究水準をまだ見ぬ高みへと導く。

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    収録内容

    1 第1篇(金平浄瑠璃のはじまり―『きそ物かたり』の周辺
    2 金平浄瑠璃と東西交流―丹波少掾・播磨掾・出羽掾
    3 寛文期江戸浄瑠璃と東西書肆―襲用・改変の諸相
    4 『清盛物語』の構想―江戸の山本九兵衛板)
    5 第2篇(軍記読物浄瑠璃の成立―浄瑠璃と草子本
    6 伊藤出羽掾と出羽座をめぐる人々
    7 山本角太夫と愁嘆表現
    8 延宝期四条河原の芝居景観―四条河原図巻詞書をめぐって)
    9 第3篇(井上播磨掾から清水理太夫へ―「日本王代記」をめぐって
    10 近世道頓堀芝居事情―近松・義太夫・出雲
    11 道頓堀興行界の戦略―竹本義太夫をめぐって
    12 「用明天王職人鑑」三段目演出をめぐって―仮屋芝居「用明天王鐘入の段」から見えるもの
    13 大阪新田開発者の一側面―北村六右衛門の道頓堀進出)
    14 第4篇(『滝口横笛紅葉之遊覧』とその周辺―近松存疑作試論
    15 『鳥羽恋塚物語』初演時テキスト
    16 難波規明太夫の一正本―『兼平』
    17 元禄期淡路操芝居の地方興行―『芝居根元記』をめぐって
    18 浄瑠璃本板株移譲顛末覚書―伏見屋と紙屋、加島屋)
    19 第5篇(土佐少掾段物集と抜本―『建武軍記』を紹介しながら
    20 佐渡七太夫と武蔵権太夫―説経段物集を紹介しながら)
    21 付篇(元禄上方歌舞伎界の交流―『日本女護島』からみえるもの
    22 享保五年京都二の替り狂言本―自笑と其磧)

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