本/雑誌
明治が歴史になったとき 史学史としての大 (アジア遊学)
佐藤雄基/編 松沢裕作/他
3080円
ポイント | 1% (30p) |
---|---|
発売日 | 2020年05月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
歴史学は「過去」を対象とする学問である。歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 「明治」が歴史になるとき(大久保利謙と戦後日本近代史研究の出発 |
2 | 政治学者における「明治」の歴史化 |
3 | 明治政府による記録編纂・修史事業と近代文書) |
4 | 第2部 大久保利謙の歴史学(大久保利謙と近代史学史研究 |
5 | 大久保利謙と立教大学史学科(一九五八~七一) |
6 | 大久保利謙『日本近代史学事始め』についての覚書―大久保史学の史学史的検討のために |
7 | 小伝・大久保利武―大久保保家三代の系譜) |
8 | 第3部 大久保史学にみるアーカイブズ・蔵書論(大久保利武・利謙父子の学問形成と蔵書―立教大学図書館・学習院大学史料館所蔵「大久保文庫」 |
9 | 国立国会図書館憲政資料室と大久保利謙の構想 |
10 | 大久保利謙と蘭学資料研究会・蘭学書 |
11 | 華族と歴史学―大久保利謙の華族研究と華族史料) |