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商品説明
「惚れる男がいてくれることは、なんと嬉しいことだ」羅臼の鮭漁、製鉄所、森林伐採、下水処理、ごみ収集、救急医療、橋脚工事―日常の暮らしを支える現場で黙々と働く男性たちに注ぐ、やわらかく細やかな眼差し。現場に分け入り、プロフェッショナルたちと語らい、自身の目で見て体感したことのみを凛とした文章で描く、行動する作家・幸田文の随筆の粋。
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収録内容
1 | 濡れた男 |
2 | 確認する |
3 | 切除 |
4 | 火の人 |
5 | 傾斜に伐る |
6 | 都会の静脈 |
7 | まずかった |
8 | ちりんちりんの車 |
9 | 救急のかけはし |
10 | 並んで坐る |
11 | 橋 |
12 | ちどりがけ |
13 | 当世床屋譚―都築彦太郎氏の場合 |
14 | 植える |
15 | 出合いもの |
16 | いい男 |
17 | 男のひと |
18 | 素朴な山の男 |
19 | 男のせんたく |
20 | 男へ |
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