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商品説明
時代とともに標準語風に変容していくものの、大阪弁の精神には、なお不変の表情がある。「そこそこやな」「ぼつぼついこか」...。こうした言葉が人生のキャリアを積んだオトナの口からこぼれるとき、大阪弁はより生彩を帯び、迫力を増す。味わい深い大阪弁を通して、上方文化を考察する好エッセイ。
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収録内容
1 | よういわんわ―古語について |
2 | ちちくる―上方弁の淫風 |
3 | そやないかいな―語尾と助詞 |
4 | けったくそ悪い―大阪弁の猥雑 |
5 | はる―大阪弁の敬語 |
6 | タンノする―好もしき大阪弁 |
7 | 明治・大正の大阪弁(その一)―大阪弁の表情 |
8 | 明治・大正の大阪弁(その二)―大阪弁の陰影 |
9 | 新大阪弁―大阪弁のせつなさ |
10 | いてこます―大阪弁のバリザンボウ |
11 | あたんする―過ぎし世の大阪弁 |
12 | せいてせかん―大阪弁の機能 |
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