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車椅子の横に立つ人 障害から見つめる「生きにくさ」

荒井裕樹/著

1980円
ポイント 1% (19p)
発売日 2020年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2515100
JAN/ISBN 9784791772902
メディア 本/雑誌
販売青土社
ページ数 229

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

なぜ車椅子の横に立つ人を、介助者と決めつけてしまうのか。既存の言葉からはみ出た日々をすくい取らない想像力は、生きにくさを生む。言葉が見つからないこと、言葉がまだないことこそ掘り起こさなくては、その正体はつかめない。消毒された詩原稿、病室で思いを受け止めたスケッチブック、路上にくりだした障害者―。自らの生きにくさを形にした人びとをめぐって、社会を問い返す。

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    収録内容

    1 1 言葉にできない生きにくさの前で(車椅子の横に立つ人
    2 生と死の「情念的語り」
    3 「わかりやすさ」への苛立ち)
    4 2 自覚なき悪意に息をうばわれる前に(生命と尊厳のために怒れるか
    5 「殺意」の底を見据えること
    6 憲法の断層―実存に響く言葉を求めて)
    7 3 都合のいい言葉を押し付けられる前に(「がんばる健気な障害者」はどこから来たのか?―日本文学の中の障害者たち
    8 「一階六号室」の修羅場―『さようならCP』が映したもの)
    9 4 生きのびるための表現(情念の残り火―「心病む人」のアートを「観る/観せる」こと
    10 名もなき言葉の断片たち―「“こと”としての文学」を読むために
    11 アートへの“希待”―「丘の上病院」という試み
    12 「自己表現障害者」たち
    13 生き延びるための「障害」―「できないこと」を許さない社会
    14 「存在しないもの」にされた人の言葉)

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