本/雑誌
カール・レンナー入門
アントーン・ペリンカ/〔著〕 青山孝徳/訳
1980円
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発売日 | 2020年07月発売 |
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商品説明
改良主義、日和見主義「国父」レンナーを突き放して、冷徹な分析のメスを振るう。オーストリアを1918年と1945年の二度にわたり「建国」したカール・レンナーは、死後70年の現在も評価と批判が交錯する人物でもある。オーストリアの抱える『あいまいさ』―ナチから解放された国であるとともに、ナチとともに犯した加害を忘れた国―を作り出したのはレンナーではないか、と著者は鋭く迫る。しかし、併載のツヴァンダーによる記事は、最近の筆者の微妙な評価変更を示唆する。
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収録内容
1 | 1 カール・レンナーという人物の重要性 |
2 | 2 民族を問う |
3 | 3 法を問う |
4 | 4 国家を問う |
5 | 5 民主主義を問う |
6 | 6 受動あるいは日和見主義と国内亡命 |
7 | 7 国父 |
8 | 8 レンナー 社会民主主義者の一つの類型 |
9 | 9 レンナー オーストリア人の一つの類型 |
10 | 付論 ヴォルフガング・ツヴァンダー「国父カール」 |