本/雑誌

ドキュメント感染症利権 医療を蝕む闇の構造 (ちくま新書)

山岡淳一郎/著

924円
ポイント 1% (9p)
発売日 2020年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2520279
JAN/ISBN 9784480073341
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 252

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

救命か、金儲けか。新型コロナ感染爆発に際して露わになった、危機下における医療と政治のせめぎ合い。政官財学の構造的絡まりによる邪悪な「利権の闇」「見えない壁」が立ち現れ、救命のための公平な医療を阻む。明治・大正期の公衆衛生の草創期、「七三一部隊」にみる医学の暴走と悪用、戦後医療界に残った細菌戦人脈、官僚主義と隔離政策の誤謬、グローバル化する薬の特許とバイオテロ...。近現代日本とともにあった感染症のウラで蠢く黒い構造を、白日の下に暴く。

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    収録内容

    1 第1章 新型ウイルスをめぐる権謀―政治主導(殺人ウイルスの猛威
    2 空疎な「日本モデル」 ほか)
    3 第2章 司令塔は官か民か―後藤新平と北里柴三郎の反逆―学閥(時代の激動期に感染症あり
    4 学閥医学の萌芽 ほか)
    5 第3章 「七三一部隊」は消えていない―医学の両義性(大衆の誕生と感染症の襲来
    6 このマスクは「いつか来た道」 ほか)
    7 第4章 差別の壁‐結核、ハンセン病患者のたたかい―官僚主義(偏見という敵
    8 「信州の上医」の来歴 ほか)
    9 第5章 利権か救命か‐特許、癒着、バイオテロ―グローバリズム(WHOの迷走
    10 製薬利権の萌芽 ほか)

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