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商品説明
「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業改革のルーツを掘り起こす。「学びあいの授業」とは、授業で子ども同士が対話によって学びあうだけでなく、授業が本来の意味で主体的・対話的なものになるならば、小学校低学年の子どもからさえも教師は学ぶことができる、という意味での「学びあい」を含んでいる。このような子ども同士、そして教師も含めての「学びあいの授業」、すなわち「深い学び」の授業がすでに大正・昭和前期の授業実践の中に観られる事実を、明らかにした。
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収録内容
1 | 第1章 子どもは学ぶ主体・問う主体(形式主義の克服と自己活動の重視 |
2 | 子どもを学ぶ主体にする発問 |
3 | 授業は教師と子どもの協働作業 |
4 | 語りかけ問いかける |
5 | 一斉教授批判 |
6 | 子どもの学習過程を尊重) |
7 | 第2章 「子どもから」の授業実践(子どもが求めるところを与える授業 |
8 | 独自学習と教師の指導性 |
9 | 尋1の指導は遊びの善導 |
10 | 学級で授業するということ) |
11 | 第3章 清水甚吾の算術授業改革(算術「黒表紙」教科書への批判 |
12 | 自ら進んで取り組む学び) |
13 | 第4章 塩野直道と「尋常小学算術」(「尋常小学算術」とカリキュラム開発 |
14 | 高木佐加枝による実験的授業の検討 |
15 | 清水甚吾の実践 |
16 | 国語読本「稲むらの火」) |
17 | 第5章 生活綴方教師の授業改革(東井義雄の算数 |
18 | 峰地光重の郷土教育 |
19 | 高麗小学校での実践 |
20 | 「土臭教育」の実践) |