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商品説明
歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包み、ひっそりと伊勢佐木町に立つ老女。本名も年齢も明かさず、戦後五〇年を娼婦として生きた彼女は、一九九五年冬、忽然とその姿を消した。ヨコハマメリーと呼ばれ街の風景の一部となった彼女は何者だったのか?数多くの証言と資料から明かされるその生涯を通じて、知られざる戦後横浜の真実を描く。
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収録内容
1 | 第1章 メリーさんとは何者? |
2 | 第2章 “ヨコハマ”から読み解く近現代 |
3 | 第3章 “メリーさん”の記憶 |
4 | 第4章 ローザとメリー |
5 | 第5章 港のメリー・ヨコハマヨコスカ |
6 | 第6章 二人の「マイウェイ」 |
7 | 第7章 伊勢佐木町ブルースが聞こえる |
8 | 第8章 エピローグ |
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