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商品説明
日本にとって「重要だが理解できない国」インド。中国が存在感を増すなかで、アジアの新たなる大国の、外交の見えざる行動様式をあぶりだす。
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収録内容
1 | はじめに 「理解できない国」としてのインド |
2 | 第1章 理想主義から現実主義への転換か?(通説としてのインド外交史 |
3 | 西洋のレンズでみたインド外交 |
4 | インド外交転換論の矛盾 |
5 | インドに根ざした国際政治学へ) |
6 | 第2章 DNAとしての戦略文化(大国志向 |
7 | 自主独立外交へのこだわり |
8 | 「アルタ的現実主義」の伝統) |
9 | 第3章 外交政策を制約する構造はなにか(脆弱な国民国家―エスニック分離主義への対応 |
10 | 弱い連邦政府―中央‐州政治過程の変容 |
11 | 域外修正主義と域内現状維持の力学) |
12 | 第4章 インドのおもな対外関係―直面する課題(パキスタンとの「持続的紛争」―対立はなぜ終わらないのか? |
13 | 大国間での多角的外交―「全方位型戦略的パートナーシップ」の意義 |
14 | 日印関係の限界と可能性―日本になにを期待するのか?) |
15 | おわりに モディはインド外交を変えたのか? |