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商品説明
定年退職を迎え、第二の人生を送るため地方に移り住んだ著者。そして間もなくのこと。健康に恵まれ入院した経験もなかった彼は突然、がん患者となってしまう。治療が進むにつれて20kgほども体重が減り、髪は抜け、便通が悪くなり、喉の痛みを伴う味覚障害に襲われる。味を感じなければ食への関心は失われていく。生きるためには食べなければならない。食べることの喜びや生きる意欲を取り戻すためには、どうすればいいのか...。運命に翻弄されているだけではいけない。自分の身に何が起こっているのかを見つめ、今何ができるのかを探しながら、生きていこうともがく日々が続く。あなたがもしその病になってしまったとしても、忘れないでほしい。同じ病気と向き合いながら、豊かな人生を続けている人たちがたくさんいるということを。それを、この本が教えてくれる。
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収録内容
1 | がん宣告前の人間ドック |
2 | 悪性腫瘍とリンパへの転移 |
3 | 初めての放射線療法と抗がん剤投与へ向けて |
4 | 24時間眠らない総合病院 |
5 | がん宣告で奪われる小さな夢 |
6 | 35回の放射線治療が及ぼす副作用 |
7 | ある日突然、味覚障害が始まった! |
8 | 本当の闘いは退院後にやってくる |
9 | 治療後に分かるがんと闘うということ |
10 | 味が分からない!味覚障害が脳に及ぼす影響 |
11 | 再発のリスク・抗がん剤・放射線治療の正しい知識とは... |
12 | 突然、襲ってきた副作用 |
13 | 何も感じない!何も食べられない! |
14 | 味覚障害の本当の苦しさ |
15 | 脳が食べものを受け付けない! |
16 | 出口の見えない舌と脳との闘い |
17 | 人は「脳」で食べている |
18 | 黒く色付く肌 より激しくなる副作用との闘い! |
19 | 喉の激痛に耐え「脳」が喜ぶ食を探す |
20 | 「がんと共に生きる」意味とは? |
21 | 抗がん剤投与ができない可能性!? |
22 | 抗がん剤投与で全ての器官に起こりうる変調 |