いいひと。 For new natural life 3 (小学館文庫)

困っている人がいたら、手をさしのべずにはいられない! そんな"いいひと"北野優二は、苛酷なニッポン企業で生き残ることができるのか…? 大好評を博した、ほのぼの人情コミックの文庫版!!
優二が思いついた、バレエの「ディスポーサブル(使い捨て)トゥーシューズ」。LCチームの存続をかけた企画として動き出すも、決定権を持つのは例の「タコ」専務。本社の工場ラインを与えられず、協力工場にも圧力がかかるなど、様々な妨害を乗り越えて、商品化させることはできるのか…?

<あらすじ>
工場長から抜擢された経歴を持つ橋本常務は、また女性蔑視の考えの持ち主でもあった。今日も気に入らないOLをつかまえては、「おまえらは会社のムダ」と言いたい放題。そんな常務が会議室に入ろうとすると、なんと中ではLCチームが酒盛りの真っ最中だった!! しかも、べろべろに酔いつぶれた有森係長は、事もあろうに常務を「タコ」呼ばわりしちゃって…!?(第1話)

<登場人物>
北野優二(ライテックス東京本社「LCチーム」。札幌から上京したての新入社員)、有森あゆみ(女性ばかりの部署「LCチーム」の係長) 、橋本(工場長から本社常務になった叩き上げ)、桜妙子(優二の高校時代からの恋人。北海道にいるため優二とは遠距離恋愛)
城山清七郎(ライテックス人事部長。わけあって優二を自宅に同居させている) 、城山真理子(城山部長の娘。夫と死別し、娘と共に実家へ戻っている)、小林(ぬいぐるみを作る町工場の社長)