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快楽としての動物保護 『シートン動物記』から『ザ・コーヴ』へ (講談社選書メチエ)

信岡朝子/著

2420円
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発売日 2020年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2543113
JAN/ISBN 9784065212592
メディア 本/雑誌
販売講談社
ページ数 400

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

私たちは、絶滅が危惧される動物や虐待される動物に胸を痛め、動物を大事にするのはよいことだ、と信じています。しかし、そうした考えの起源は意外に新しいものです。誰もが子どもの頃に手にした『シートン動物記』の著者、テレビ番組の取材中にヒグマに襲われて死去した写真家、そして和歌山県太地町の伝統的なイルカ漁を糾弾する映画―三つの事例の向こう側に控える時代背景、交錯する思惑、政治的意図、イデオロギーを詳細に追求していく本書は、私たちの常識を心地よく覆します。気鋭の著者が書き上げた読者への挑戦状!

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    収録内容

    1 序論―東西二元論を越えて
    2 第1章 忘れられた作家シートン(『動物記』とアメリカ
    3 「人種再生」のビジョン
    4 日本科学の精神と『動物記』
    5 孤高の人々―平岩とシートンの動物観)
    6 第2章 ある写真家の死―写真家・星野道夫の軌跡(Michioの死とその周辺
    7 原野をめぐる言説
    8 星野が見た「アラスカ」)
    9 第3章 快楽としての動物保護―イルカをめぐる現代的神話(なぜイルカなのか
    10 イメージの系譜学
    11 人種階層と動物保護
    12 宇宙を泳ぐイルカ
    13 再び『ザ・コーヴ』へ)

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