著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「治療者がなすべきは、癒しでも、慰めでも、気休めでもない。むしろ、患者に対しても、周囲に対しても、危機感を持たせることにある。現状打開の必要性を強い意志をもって伝えることである。」言葉を処方する、精神療法家としてあるべき姿とは?心身二元論を超克する、精神科医の矜持をここに綴る。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 人を診るということ(“私の面接”精神療法としての生活習慣指導 |
2 | “自切俳人と見た“夢””真夜中の補習はほどほどに、睡眠とくらしのリズム |
3 | “治りたがらない病人と”精神療法家の夢と挫折―ボーダーライン問題によせて ほか) |
4 | 第2部 薬物の軽重を問う(“こころある精神科医へ”思春期臨床と疾患喧伝―薬を飲んで大丈夫か? |
5 | “つくられる病”『こころの風邪』はうつ病ではない |
6 | “精神科医療は牧畜業ではない”『こころの風邪』物語の終焉 ほか) |
7 | 第3部 私の考える精神療法(“その人に合わせて生活をととのえる”こころの健康3つの習慣―療養指導の実際 |
8 | “治療チームのコーディネーターとして”情報化時代における精神科臨床―診療録の記載と病名の告知 |
9 | “ときには諌言も必要”メンタルヘルス・コンサルタントという役割 ほか) |