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商品説明
東京帝国大学工学部建築学科を卒業した石本喜久治、瀧澤眞弓、堀口捨己、森田慶一、山田守、矢田茂の6人は、「分離派建築会」を結成、様式に目をむけてきた建築界に抗って、彼らは建築における「芸術」を目指した。自由な芸術を求めた彼らがふたたび様式に美を見出すまでの過程を、32の論考で、あらゆる角度から描き出す。
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収録内容
1 | 1 Secessionから分離派建築会へ |
2 | 2 結成、または建築「創作」の誕生 |
3 | 3 “構造”対“意匠”? |
4 | 4 大衆消費社会のなかでの「創作」 |
5 | 5 建築における「田園的なもの」 |
6 | 6 彫刻へのまなざし |
7 | 7 「構成」への転回 |
8 | 8 散開、そして「様式」再考 |