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商品説明
老いは、若い時間の延長ではない。独特な心理的時間を生きている。食事する、姿勢を変える、ベランダに出る、外出する―高齢者は、目の前の行為に懸命に取り組みながら、新たな対象に出会い、場所の意味を創造している。特別養護老人ホームの居住者に同行するなかから見えてきた、新しい人生段階としての老いの時間。
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収録内容
1 | 序章 老いの時間を問う |
2 | 1章 屋内に落ちつく |
3 | 2章 外縁に留まる |
4 | 3章 車イスで出歩く |
5 | 4章 自動車で出かける |
6 | 5章 屋内に帰ってくる |
7 | 6章 身体に空間をつくる |
8 | 終章 新しい老いの時間 |