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ブルースだってただの唄 黒人女性の仕事と生活 (ちくま文庫)

藤本和子/著

990円
ポイント 1% (9p)
発売日 2020年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2554019
JAN/ISBN 9784480437037
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 316

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

1980年代、アメリカに暮らす著者は、黒人女性の聞き書きをしていた。出かけて行って話を聞くのは、刑務所の臨床心理医やテレビ局オーナーなどの働く女たち、街に開かれた刑務所の女たち、アトランタで暮らす104歳の女性...。彼女たちは、黒人や女性に対する差別、困難に遭いながら、仕事をし、考え、話し合い、笑い、生き延びてきた。著者はその話に耳を澄まし、彼女たちの思いを書きとめた。白眉の聞き書きに1篇を増補。

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    収録内容

    1 第1章 たたかいなんて、始まってもいない(おれたちはまっ裸よ。それなのに、そのことに気づいてもいないんだ
    2 大声でいうんだ、おまえは黒い、そして誇り高いと
    3 離婚したことが、あたしを支えてきたのよね
    4 わたしはもし自分が五倍くらい黒くなれるなら、どんなことだってすると思ったものだった
    5 じつをいえば、白人がそれほどたいした人たちだと思ったことはなかったのね)
    6 討論 たたかいは終わっただなんて。まだ始まってもいないのに!
    7 第2章 あんた、ブルースなんていったって、ただの唄じゃないか―刑務所から外を見る(刑務所の仕事―臨床心理医としてのジュリエット
    8 女たちの家―刑務所をたずねる
    9 あたしはあたしの主になりたいんだから!―ブレンダの物語
    10 牢獄は出たけれど、わたしの中の牢獄をまだ追い出すことができない―ウィルマの物語)
    11 エピローグ そして、わたしを谷へ行かしめよ―ある黒人女性の百年の生
    12 特別収録 十三のとき、帽子だけ持って家を出たMの話

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