本/雑誌

近現代の皇室観と消費社会

右田裕規/著

9900円
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発売日 2020年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2556057
JAN/ISBN 9784642038973
メディア 本/雑誌
販売吉川弘文館
ページ数 6

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

戦前・戦後で大きな転換を伴う中、天皇制はいかに大衆の支持を維持してきたか。二〇世紀日本における皇室を商品としたメディア・祝祭記念品の需用のあり方を検討し、人びとの天皇家に対する認識を考察。天皇制支持構造の分析のみならず、その国民統合の象徴的作用が失効していく様相にも言及し、消費社会化が君主制国家にもたらした影響に迫る。

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    収録内容

    1 消費社会のなかの君主制
    2 1部 メディアの皇室表象(二〇世紀初期の脱神聖視傾向
    3 二〇世紀初期の皇室観とメディア
    4 村の世界の皇室観 ほか)
    5 2部 消費される祝祭行事(帝都住人の祝祭体験
    6 君主のスペクタクルの知覚様式
    7 祝祭記念商品の都市購買者像)
    8 3部 戦時・戦後の皇室観(戦時期の皇室報道と祝祭体験
    9 戦後の皇室報道・皇室観
    10 「御成婚」ブーム再考)
    11 跋扈する“消費者”、消える“国民”

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