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商品説明
著者の「国家と自由」をめぐる基礎理論的研究を集成。ハーバーマス、ケルゼン、シミュット、アレクシーといったドイツの思想家、国法学者たちの国家観を検討。熟議の民主政の視座に立って、国家と憲法の関係、表現の自由をめぐる諸問題を探究する。
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収録内容
1 | 1 ハーバーマスをめぐって(ハーバーマスの法理論と憲法論 |
2 | 主権と平和―インゲボルク・マウス、そしてハーバーマス |
3 | 国家の時代の終わり? |
4 | ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治 |
5 | アレント理論における法) |
6 | 2 ケルゼンをめぐって(「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン―ホルスト・ドライアーのケルゼン研究に依りつつ |
7 | アレクシーとケルゼンはどう異なるのか―法学における視点選択の意義について |
8 | 自由「濫用」の許容性について |
9 | 政党と討議民主主義) |
10 | 3 国家論二篇―中間総括として(消極国家とはどんな国家か―シュミットとハイエク |
11 | 憲法の前提としての国家と憲法による国家統合) |
12 | 4 表現の自由・再論(表現の自由―最初は大きな話から |
13 | 表現の自由と民主政―萎縮効果論に着目して |
14 | 表現の自由と選挙権の適切な関連づけのために |
15 | ヘイトスピーチの法的規制について―アメリカ・ドイツの比較法的考察) |