本/雑誌
〈つながり〉の戦後史 尺別炭砿閉山とその
嶋崎尚子/著 新藤慶/著 木村至聖/著 笠原良太/著 畑山直子/著
2200円
ポイント | 1% (22p) |
---|---|
発売日 | 2020年11月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
1970年に閉山した北海道・尺別炭礦の生活実態を、「縁」をキーワードに掘り起こす。そのうえで、閉山とそれに伴う住民約4,000人の半強制的な移動を活写する。全国に散った人々の苦労やいまに続く「つながり」も照らし出し、生活者の視点から炭鉱の閉山とその後を追い、日本の戦後史に位置づける。
関連記事
収録内容
1 | 「縁」の集積からみる炭鉱コミュニティ―ねらい |
2 | 尺別炭礦―戦後のあゆみ |
3 | 第1部 炭鉱コミュニティでの「縁」の集積―尺別の戦後史(炭鉱労働での「職縁」―“つながり”と信頼 |
4 | 炭鉱家族の「血縁」―“つながり”と暮らし |
5 | 炭鉱の学校と「学縁」―子どもたちの“つながり” |
6 | 炭鉱コミュニティの「暮らし」―尺別の地縁の多層性) |
7 | 第2部 炭鉱閉山と「縁」の離散―一九七〇年二月(尺別炭礦の閉山と地域崩壊―閉山ドキュメント |
8 | 閉山後の再就職―離散からの再出発 |
9 | 尺別からの転出―「縁」を活用した再就職と移動) |
10 | 第3部 「炭鉱の縁」の展開―故郷喪失からの五十年(「地縁」のゆくえ―同郷団体にみる新たな“つながり” |
11 | 「学縁」の展開―閉山時高校生・中学生の五十年 |
12 | 継承される炭鉱の「縁」と文化) |