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一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 (文春学藝ライブラリー 思想 23)

坪内祐三/著

1815円
ポイント 1% (18p)
発売日 2020年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2562376
JAN/ISBN 9784168130908
メディア 本/雑誌
販売文藝春秋

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商品説明

「一九七二年以前に生まれた人となら、歴史意識を共有出来る気がする」。札幌五輪、あさま山荘事件、ニクソン訪中など、数々の出来事で彩られたこの年は、六四年から始まった、高度経済成長期の文化変動が完了し、大衆化社会へと突入していく戦後史の分水嶺となる一年だった。縦横無尽に資料を渉猟し、一九七二年以降に生まれた者たちとの歴史意識の橋渡しを試みた、著者の代表的時代評論書。

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    収録内容

    1 なぜ、この年なのか
    2 ポルノ解禁前夜
    3 日活ロマンポルノ摘発される
    4 ストリップショーと「四畳半襖の下張」
    5 連合赤軍事件と性意識
    6 赤軍派と革命左派の女性観の違い
    7 それは「水筒問題」からはじまった
    8 永田洋子の期待と失望
    9 遠山美枝子のしていた指輪
    10 榛名ベースでの新党結成と意識の落差〔ほか〕

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