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商品説明
「人間らしさ」を生み出す、知られざる脳の正体。脳のはたらきは、ニューロンが担っている―この常識が覆されようとしている。脳の中には、知られざる「すきま」があり、そこを舞台に、様々な脳活動が繰り広げられていたのだ。細胞外スペースに流れる脳脊髄液、その中で拡散する神経修飾物質や細胞外電場、そして、脳細胞の半分を占めるグリア細胞。私たちの心や知性の源は、ここにあるかもしれない。「神経科学の王道」に挑む、新しい脳科学が誕生!
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収録内容
1 | プロローグ 「生きている」とはどういうことか |
2 | 第1章 情報伝達の基本、ニューロンのはたらき―コンピュータのように速くて精密なメカニズム |
3 | 第2章 「見えない脳のはたらき」を“視る”方法―脳研究はどのように発展してきたか |
4 | 第3章 脳の「すきま」が気分を決める?―細胞外スペースは脳の“モード”の調整役 |
5 | 第4章 脳の中を流れる「水」が掃除をしている?―脳脊髄液と認知症の意外な関係 |
6 | 第5章 脳はシナプス以外でも“会話”している?―ワイヤレスな情報伝達「細胞外電場」 |
7 | 第6章 頭が良いとはどういうことか?―「知性」の進化の鍵を握るアストロサイト |
8 | エピローグ 「こころのはたらき」を解き明かす鍵―変化し続ける脳内環境が生み出すもの |