本/雑誌
暴力 手すりなき思考 / 原タイトル:VIOLENCE (叢書・ウニベルシタス)
リチャード・J.バーンスタイン/〔著〕 齋藤元紀/監訳 梅田孝太/訳 大久保歩/訳 大森一三/訳 川口茂雄/訳 渡辺和典/訳
4620円
ポイント | 1% (46p) |
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発売日 | 2020年12月発売 |
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商品説明
正しい「暴力」はあるのか?戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」とどう向き合えばいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論の場を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。
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収録内容
1 | 第1章 カール・シュミットのアポリア(カール・シュミットの曖昧な遺産 |
2 | 政治的なもの―友/敵の区別 ほか) |
3 | 第2章 ヴァルター・ベンヤミン―神的暴力?(政治的文脈 |
4 | 法措定的暴力と法維持的暴力 ほか) |
5 | 第3章 ハンナ・アーレント―権力と暴力(歴史的背景 |
6 | 権力と暴力の対立 ほか) |
7 | 第4章 フランツ・ファノンの暴力批判(歴史的文脈 |
8 | 自然発生的暴力―その強さと弱さ ほか) |
9 | 第5章 ヤン・アスマン―モーセ的区別と宗教的暴力(モーセ的区別 |
10 | モーセ的区別の脱構築 ほか) |
11 | 第6章 暴力と非暴力についての考察 |