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商品説明
東晋の名門貴族に生まれ、優美な「蘭亭序」などの名筆で知られる王羲之。だが、素顔は硬骨漢で、動乱の時代にあって、有能な資質を持ちながら潔癖を貫き、苦悩多き生涯を送ったといわれる。真筆が一つとして現存しないなど、謎や逸話も数多い。著者は日本・中国の文献を読み解くと同時に、書作品をつぶさに検証。歴史と書法の両面から、王羲之の知られざる実像を解き明かす。
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収録内容
1 | 第1章 骨〓高爽の王羲之 |
2 | 第2章 書聖王羲之をめぐる四帝 |
3 | 第3章 蘭亭序論争 |
4 | 第4章 王羲之書法の本質と真価 |
5 | 第5章 欧陽詢・虞世南における王羲之書法 |
6 | 第6章 王羲之書法の日本伝入と和様形成 |