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変貌するフランス・オペラ ブフォン論争の功罪

内藤義博/著

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発売日 2020年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2569632
JAN/ISBN 9784801005372
メディア 本/雑誌
販売水声社
ページ数 318

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

政治的危機が頂点に達した1752年、オペラ座を席巻した“オペラ・ブッファ”ブームは、パリ音楽界を二分し、イタリア・オペラ讃美派対フランス・オペラ擁護派の「ブフォン論争」を巻き起こす。両陣営のパンフレットが政治色を強めるなか、ルソーの放った一矢によって論争は思わぬ展開を迎える...グリム、ダランベール、ディドロ、そしてラモーまで、喧しい論戦をかきわけて、その全容を明らかに。なぜ、ブフォン論争はかくも騒々しい論戦を繰り広げたのか?論争中に出版された六十余冊のパンフレットを渉猟し、フランス音楽=保守派対イタリア音楽=革新派という構図の歴史性を浮かび上がらせ、ルソーの「旋律の統一性」概念を停滞するフランス・オペラに新風を吹き込む理論として検証し、錯綜する論争に脈絡をつけ、その歴史的意義を問い直す。

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    収録内容

    1 第1部 前史(フランス音楽とイタリア音楽の論争
    2 リュリ派とラモー派の論争
    3 「オンファル」論争
    4 ブフォン論争にいたる政治状況)
    5 第2部 ブフォン論争(ブフォン論争勃発
    6 フランス音楽派の反撃
    7 ブフォン論争前半戦のまとめ
    8 ルソーの宣戦布告
    9 怒涛の反論
    10 論争文書としてのルソーのパンフレット)
    11 第3部 音楽美学(ルソーの音楽美学―旋律の統一性
    12 ダランベールの音楽美学
    13 グリムの音楽美学
    14 ディドロの音楽美学)

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