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商品説明
思想家・内田樹が駆け出しのフランス文学者時代に執筆した、フランス文学・哲学関連の論文を集成。偏愛するレヴィナス、ブランショ、カミュを題材に、緊張感溢れる文章で綴った七篇の論考。「なぜ人を殺してはいけないのか」「いかにして成熟するか」―。著者の原点である倫理的なテーマに真摯に向き合う。
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収録内容
1 | 20世紀の倫理―ニーチェ、オルテガ、カミュ |
2 | アルジェリアの影―アルベール・カミュと歴史 |
3 | 「意味しないもの」としての“母”―アルベール・カミュと性差 |
4 | 鏡像破壊―『カリギュラ』のラカン的読解 |
5 | アルベール・カミュと演劇 |
6 | 声と光―レヴィナス『フッサール現象学における直観の理論』の読解 |
7 | 面従腹背のテロリズム―『文学はいかにして可能か』のもう一つの読解可能性 |
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