本/雑誌
「自己決定権」という罠 ナチスから新型コロナ感染症まで [増補決定版]
小松美彦/著 今野哲男/聞き手
2860円
ポイント | 1% (28p) |
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発売日 | 2020年12月下旬発売 |
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商品説明
初版から約20年、「自己決定権」と「自己決定」は今や当たり前のものになった。しかし、その問題性は見えにくい形でますます広がっている。本書では、「自己決定権」が医療や福祉でどのように作用しているか、近年盛んにいわれる「人間の尊厳」という言葉がいかに巧妙に利用されているかを考えた。増補決定版にあたり、これら全ての問題が噴出した出来事として、「相模原障害者殺傷事件」「新型コロナ感染症」を詳論。
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収録内容
1 | 序章 「自己決定権」とは何か |
2 | 第1章 私はなぜ自己決定権を認めないのか |
3 | 第2章 自己決定と自己決定権はどう違うのか |
4 | 第3章 自己決定権と福祉国家の行方 |
5 | 第4章 死をめぐる感性、批判をめぐる感性 |
6 | 第5章 ノンと言いつづけることの重要さについて |
7 | 終章 自己決定権批判の課題はどこにあるのか |
8 | 増補第1章 「自己決定権」をめぐる二〇一八年の状況 |
9 | 増補第2章 鏡としての「相模原障害者殺傷事件」 |
10 | 増補第3章 新型コロナ感染症禍の現在を抉る―「新日本零年」に向けて |