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商品説明
日本が見て見ぬふりをしてきた政治権力と現代アートの関係性。“黄金の便器”作品をめぐるアメリカ大統領と美術館との対決、くすぶりつづける「あいちトリエンナーレ」問題、そしてウィルスと現代アート...『現代アートとは何か』の著者が“政治とアート”に勃発するさまざまな問題をえぐり出す。
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収録内容
1 | 1 白い家―トランピズムと米国の文化戦争(黄金の便器スキャンダル |
2 | 「便器」をつくったアーティスト |
3 | 公金をめぐる争い) |
4 | 2 黒い羊―あいちトリエンナーレと「表現の不自由」展(画期的だった国際芸術祭 |
5 | 「不自由展」はなぜ中止になったか |
6 | アート界による犯人捜し |
7 | 天皇制と表現の自由) |
8 | 3 白いマスク―ポピュリスト政権vs.文化芸術(2014年に起こったふたつの変化 |
9 | 「美しい国」の「深み」の浅さ |
10 | 第2次安倍政権下の規制) |
11 | 4 黒い病―感染症とアート表現(リアルとロマンの間に |
12 | 不可視のものへの関心 |
13 | 「除け者」たちの戦い) |
14 | 終章 灰色の時代―世界は光を取り戻せるか(日米文化戦争の違い |
15 | 新型コロナウイルスと現代アート |
16 | 非接続のすすめ) |