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収録内容
| 1 | 序章 劇作家「岸田理生」を知るために(先行研究紹介 |
| 2 | 岸田理生の歩みと、本書の分析対象に関して |
| 3 | 七〇年代のカウンター・カルチャーとの関係) |
| 4 | 第1章 未刊行初期作品について―寺山理論の応用と独自の劇世界構築の試み(劇構造の応用―『夢に見られた男』(一九七七)と『洪水伝説』(一九七七)を中心に |
| 5 | 身体論への関心―『解体新書』(一九七八)と学習ノート「言語」を中心に |
| 6 | 文体の模索―ワークショップ戯曲『凧』(一九七九)と学習ノート「鏡花」を中心に) |
| 7 | 第2章 近代日本へのまなざし(「個」であることの肯定―二・二六事件を描く三作品、戯曲『臘月記』(一九七九)、映画脚本『悪徳の栄え』(一九八八)、テレビドラマ脚本『密愛―2・26に散った恋―』(一九九一)を巡って |
| 8 | 『糸地獄』のクロノトポス―初演・オーストラリア公演を中心に) |
| 9 | 第3章 異なる「言葉」を求めて(俳優の身体性へのまなざし―『四重奏―カルテット』(一九九三)の演出に関して |
| 10 | 『リア』(一九九七)における「母」を巡って |
| 11 | 『ディスディモーナ』(二〇〇〇)の諸問題―戯曲と演出の対照研究を通じて |
| 12 | 「分有」の概念―『ソラ ハヌル ランギット』(二〇〇一)の演出に関して |
| 13 | 手話という視点―車座の実践と岸田理生の戯曲を通して) |
