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商品説明
江戸前期、瀬戸内海交通の重要性が高まった。大坂・江戸へさまざまな物が運ばれ、人びとが行き交い、海難事故に対する救助や補償の方法が定まっていく。岡山藩「御留帳御船手」から幕藩体制を支えた海上交通事情を探る。
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収録内容
1 | 瀬戸内交通を伝える記録―プロローグ |
2 | 瀬戸内海の交通環境(江戸時代のはじまり |
3 | 岡山藩船手 |
4 | 備前の浦と浦船 |
5 | 湊を持たない藩の船と蔵本) |
6 | 海難事故と救助(海難救助の仕組み |
7 | 「御留帳御船手」にみる海難事故 |
8 | 日本海での備前船の事故 |
9 | 吸収・瀬戸内海での海難事故 |
10 | 備前・讃岐海域での事故 |
11 | 太平洋での事故 |
12 | 漂流・漂着事件) |
13 | 江戸時代前期の物流(物流のあり方 |
14 | 難船と分散仕法 |
15 | ヒトの移動 |
16 | 米の輸送 |
17 | 塩・海産物・材木・石材 |
18 | 行き交うさまざまなモノ) |
19 | 瀬戸内交通の構造―エピローグ |