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レヴィナスの企て 『全体性と無限』と「人間」の多層性

渡名喜庸哲/著

5720円
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発売日 2021年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2578368
JAN/ISBN 9784326102891
メディア 本/雑誌
販売勁草書房
ページ数 28

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

『全体性と無限』で描かれているのは“他者の倫理”ではない?初期から中期までの著作の精読および新資料の分析の検討から、レヴィナス主著の新たな解釈を提示する。

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    収録内容

    1 第1部 具体的なものと決定的なもの―初期レヴィナスの野心と不安(フッサール現象学から「具体的なもの」―『直観の理論』
    2 初期レヴィナスにおけるハイデガー存在論の受容
    3 「決定的なもの」の重み)
    4 第2部 捕囚・エロス・ある(企てられた「体系」―「捕囚手帳」におけるレヴィナス思想の萌芽
    5 文学とエロス―『著作集』第三巻の未刊小説
    6 「世界の終わり」とその後―『実存から実存者へ』
    7 「ユダヤ的存在」をめぐって)
    8 第3部 レヴィナスの「転回」―「哲学コレージュ」の周辺で(マニフェストとしての『時間と他なるもの』
    9 「顔」の倫理の誕生―「語句の超越」と「発話と沈黙」
    10 ハイデガーの「権能」批判と「創造」の哲学―『実存の発見』と「権能と起源」)
    11 第4部 身体・意味・時間―『全体性と無限』と人間の多層性(「存在論」批判と「倫理」の「優位」
    12 「動物以上、人間未満」―「エトロジー」としての「享受」論
    13 超越論的意味論としての「責任」論
    14 時間性の問いとしてのエロス論
    15 「人間」の多層性)

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