著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「感情をありのままに深く受けとめよ」―究極の幸福論。怒り、悲しみ、憎しみ、恐れ、絶望...どんなネガティブな感情も、論理で丁寧に解きほぐすと、その根源には「愛」が見いだせる。不安で包まれているように思える世界も、理性の光を通して見ると、「善」が満ちあふれている。中世哲学の最高峰『神学大全』の感情論を、学生と教師の対話形式でわかりやすく解説し、自己と世界を共に肯定して生きる道を示す。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 「希望」の論理学 |
2 | 第2章 「愛」はどのように生まれてくるのか |
3 | 第3章 感情の分類(一)―欲望的な感情 |
4 | 第4章 感情の分類(二)―気概的な感情 |
5 | 第5章 「憎しみ」の根底には「愛」がある |
6 | 第6章 心の自己回復力―「喜び」と「悲しみ」の仕組み |
7 | 第7章 「愛」のうちに「喜び」がある |
8 | 第8章 「もう一人の自分」と出会う |
9 | 第9章 善には自己拡散性がある―「肯定の哲学」から「肯定の神学」へ |
10 | 第10章 世界は「善」に満ちている |