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商品説明
病気や災害、自死などで親を亡くした遺児の進学を支えているあしなが育英会。経済的な支援だけではなく、深い傷を負った子どもたちの心のケアにも力を入れてきた。本書は、東日本大震災遺児たちがケアプログラムの一環として綴った10年分の作文を中心に、手記やインタビュー、手紙をまとめた作文集だ。子どもたちの素直な言葉の数々から、彼らが何に悩み、傷つき、力を得て、前を向き歩んできたのか、心の軌跡をたどる。
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収録内容
1 | 第1章 津波が来るなんて―「あの日」の作文(こんなふうにくさった人は父じゃない |
2 | 3月10日までは、いい日だったね。 ほか) |
3 | 第2章 ママがいてほしいとき―「その後」の作文(「あなたのことを思っていたんだよ」/水びたしの町 |
4 | 家族の前でも泣かない/自分の道を切り開いていく ほか) |
5 | 第3章 歩き出す準備は整った―「10年間」のインタビュー(大野康太 |
6 | 高橋さつき ほか) |
7 | 第4章 人生を好きでいたい―「これから」の手記(死をもって生を想う |
8 | 太陽のような父を亡くして ほか) |
9 | 第5章 てんごくのパパへ、ママへ―「ありがとう」の手紙(おとうさんへ |
10 | 東日本大しんさいでなくなったパパへ 大すきなパパのむすめより ほか) |