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「境界」に現れる危機 (グローバル関係学)

松永泰行/編集

2860円
ポイント 1% (28p)
発売日 2021年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2588755
JAN/ISBN 9784000270557
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 213

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

第2巻では、国家と制度の「境界」面からグローバルな危機を捉える新たな試みに挑戦する。紛争が多発する中東・北アフリカにおける国内外の危機の諸相を描き出し、クルド問題、シリア難民危機、UNHCRをめぐる湾岸アラブ諸国の政治力学、宗教意識の対立や音楽に備わる政治的な力など、国家の枠組みを越えて生じる錯綜した問題を追う。

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    収録内容

    1 「境界」に現れるグローバルな危機の関係学
    2 1 思いがけない錯綜がもたらす危機(グローバルな危機とパキスタンの苦難―現代史の地下水流
    3 エジプトのリビア介入の諸要因―グローバルな危機の拡大とその影響
    4 革命は神話か?―チュニジアの新自由主義危機に対する反応
    5 「イラン危機」は誰にとってのどのような危機か―通時的関係性の錯綜と境界)
    6 2 危機の背景と通時的関係性(対クルド政策―トルコ国家とクルド問題の変容
    7 シリア難民をめぐる危機のグローバルな波及―交錯する時間軸と関係性
    8 UNHCRをめぐる関係性の変容と人道規範の危機―湾岸アラブドナーの台頭をどう見るか
    9 国家の土台で錯綜する宗教と政治―フランスのライシテと暴力
    10 歴史と脅威を通じ政治的絶対主義へ直面する―ウガンダにおける音楽、LGBTI+と政治運動)

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