著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
曽国藩は、太平天国の鎮圧者、洋務運動のパイオニアとしてよく知られているが、歴史の見方によってさまざまな評価を受けてきた。そのため、人間曽国藩の実像がややもすれば不明確となっている。本書では、曽国藩がエリート官僚である前に、読書・学問を愛した宋学の求道者として、天命に従い勤便・倹約・清廉を旨とする生涯を貫いたことをふまえ、彼が生身の人間として中国の近代史をどう生きたかに迫る。
関連記事
収録内容
1 | 曽国藩の評価 |
2 | 1 生い立ち―家族とのきずな |
3 | 2 北京における官僚生活 |
4 | 3 太平天国と湘軍 |
5 | 4 中国の近代化のはじまり |
6 | 5 天津教案と外交 |
close