著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「国民」の創出において先住民や少数民族を抑圧してきた歴史。尽きることのない移民・難民問題。「再国民化」が生む暴力。「国民」であることと平和の享受との関係の問い直しを迫る。
関連記事
収録内容
1 | 巻頭言 今、平和にとって「国民」とは何か―コロナ禍のなかで平和を考える |
2 | 依頼論文(国民の二層化と「移民・難民問題」の政治的構築―ヨーロッパ2015~16年“危機”の一考察 |
3 | 日本社会の多文化化の現状から、日本の「国民」を考える |
4 | 国民国家への回帰現象について考える―「脱国民国家化」から「再国民化」へ) |
5 | 投稿論文(民族の自決と国際平和の相克 |
6 | 「加害者の政治学」と国内政治による規範の制度化―ベトナム戦争時の民間人虐殺と韓国の対越政策) |
7 | 書評(「地域」と「市民」から読んだ平和学の3冊 |
8 | 現代国際社会における刑事裁判の形 |
9 | おぞましい学知からの解放を求めて) |