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日本の〈メロドラマ〉映画

河野真理江/著

4180円
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発売日 2021年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2593532
JAN/ISBN 9784864051576
メディア 本/雑誌
販売森話社
ページ数 283

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ローカル・ジャンルとしての“メロドラマ”。戦前・戦後を通じて国民的人気のあった日本映画のジャンル“メロドラマ”は、どのように成立し、どこへ行ってしまったのか。『愛染かつら』『君の名は』をはじめ、スタジオ・システムのなかで量産されていた作品を分析し、現代のフィルム・スタディーズにおける概念を参照しながら、日本的“メロドラマ”の歴史的・文化的特殊性を浮かび上がらせる。

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    収録内容

    1 序論 日本映画における“メロドラマ”の発掘
    2 第1章 プロトタイプ・メロドラマ―批評用語から映画ジャンルへ
    3 第2章 『新道』(一九三六)―転覆的な女性映画
    4 第3章 すれ違い映画―戦後大衆文化のファンタジー
    5 第4章 映画『君の名は』三部作(一九五三‐一九五四)―欲望と道徳のマゾヒスティック・メロドラマ
    6 第5章 文芸メロドラマ―「よろめき」ブームと“メロドラマ”の新しい波
    7 第6章 『猟銃』(一九六一)―権力と背信の洗練されたファミリー・メロドラマ
    8 第7章 リバイバル・メロドラマ―“メロドラマ”の復活と斜陽
    9 第8章 『続・愛染かつら』(一九六二)―自己言及的でグロテスクなバックステージ・メロドラマ
    10 結論 “メロドラマ”映画の身体

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