本/雑誌
真ん中の部屋 ヘーゲルから脳科学まで / 原タイトル:LA CHAMBRE DU MILIEU (シリーズ〈哲学への扉〉)
カトリーヌ・マラブー/著 西山雄二/訳 星野太/訳 吉松覚/訳
3740円
ポイント | 1% (37p) |
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
新しい唯物論の喜びへといざなう論文集。脱構築思想の批判的継承者マラブーの論考15本を収載。ヘーゲル弁証法の可能性を問い直しつつ、ニーチェ/フロイトからドゥルーズ/バトラーまでの現代思想を俎上に載せるとともに、脳科学の可能性を哲学の試練にかけて、神経の可塑性、病態失認、クローン技術などを考察する。哲学と脳科学との対話によって現れる“真ん中の部屋”への招待。
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収録内容
1 | 第1部(ヘーゲルと電気の発明 |
2 | 弁証法の否定的なもの ヘーゲルとハイデガーのあいだで―イポリット、コイレ、コジェーヴ |
3 | 弁証法的否定性と超越論的苦痛―ヘーゲルを読むハイデガー |
4 | 世界の歴史と喪の可塑性 |
5 | 読解―不完全な隅石、あるいは再び閉じた傷) |
6 | 第2部(隔たりの差異―ハイデガーとレヴィ=ストロース |
7 | 誰がヘーゲルの狼を恐れるのか |
8 | 永劫回帰と差異の亡霊 |
9 | フロイトの二人のモーゼ |
10 | 性的アイデンティティの構成において何が失われるのか) |
11 | 第3部(神経の可塑性をめぐるイデオロギー的な争点 |
12 | 神経生物学的理性批判のために―ジャン=ピエール・シャンジュー『真、美、善について―新たな神経的アプローチ』について |
13 | 幻影肢、病態失認、否認―欠損という問題に直面したメルロ=ポンティと現代神経生物学 |
14 | 恩寵と中毒―フェリックス・ラヴェッソン『習慣論』の導入のために |
15 | 再生されるものたち―幹細胞、遺伝子治療、クローニング) |