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収録内容
| 1 | 序論 本書の課題―大正童話中心主義を超える |
| 2 | 第1部 詩業―漢詩と口語自由詩(漢詩―高田中学時代の五言絶句・七言絶句 |
| 3 | 口語自由詩―詩集『あの山越えて』) |
| 4 | 第2部 社会主義―アナキズムと共産主義(ユートピアンの夢―童話「時計のない村」 |
| 5 | 反テクノロジーという基層―小説「血の車輪」 |
| 6 | 革命的知識人の挫折―「童話作家宣言」) |
| 7 | 第3部 国家主義―転向と国策協力(転向者の軌跡―階級闘争から八紘一宇へ |
| 8 | 満洲事変下の後退―童話「青空の下の原つぱ」 |
| 9 | 国民精神総動員運動への傾倒―童話「僕も戦争に行くんだ」 |
| 10 | 日本少国民文化協会への結集―童話「頸論」) |
| 11 | 第4部 戦後民主主義―再転向と晩年(再転向者の軌跡―反戦・民主主義への旋回 |
| 12 | 反転するイデオロギー―童話「兄の声」 |
| 13 | 老いゆきてなお国士―童話「ふく助人形の話」) |
| 14 | 結論 本書の成果―三代を生きた文人 |
