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商品説明
わたしたちは物語の中しか生きられない。マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、動画配信サービス...わたしたちをとりかこむ多種多様なコンテンツを「物語」として読み解き、そのからくりを縦横無尽に解き明かす。現実のたしかさがゆらぎ、誰もが物語のなかを生きる時代を描出する、ジャンルレスかつ鮮やかな批評集。
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収録内容
1 | 終わり/始まり 八匹目の終わりと始まり |
2 | 1 時間/空間 「物語」と経験(そしてメンテは続く |
3 | 「現場」の「現在」 |
4 | ペインキラーは要らない |
5 | 年表を生きる者―永野護は何を表現しているのか? |
6 | 日常系の世界を推理する―米澤穂信と歴史的遠近法のダイナミクス) |
7 | 2 意味/記号 「物語」とからくり(世界を物語として生きるために |
8 | ポケットの中の(はてしない)図鑑 |
9 | 寓話とアニメーションの間で 映画『鉄コン筋クリート』はなぜ分かりやすいのか |
10 | 「かわいい世界」は可能なのか |
11 | 終わっている“萌え”の時代と、続く日常について |
12 | 「‐ism」の変節と平成の断面について) |
13 | 3 接続/断絶 「物語」とコミュニケーション(対話の不成立、またはソニックブームが画面を越えること |
14 | 宇多田ヒカルのカップヌードル 世界に到達する言葉 |
15 | 答えは人生を変えない |
16 | ボタンの原理とゲームの倫理 |
17 | 身体に悪い蒸気の文化 |
18 | ぼくたちはいつかすべて忘れてしまう―『君の名は。』と『シン・ゴジラ』について) |
19 | 始まり/終わり 不機嫌な登場人物による解題 |