本/雑誌
三木清 (ちくま学芸文庫 キ29-3 近代日本思想選)
三木清/著 森一郎/編
1870円
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
活動的に哲学するとはいかなることか―。戦前日本を代表する知性として思想界を牽引した三木清。非業の死によりその哲学は未完に終わったが、それゆえに今日なお可能性を示唆してやまない。ハイデッガーからの決定的影響、マルクス主義の哲学的掘り下げ、そこから前景に浮かび上がる歴史という問題、そして同時代の政治への関与。三木の思考には時代との格闘の跡が生々しく刻印されている。本書は、主著『歴史哲学』などを中心に、1920年代の前期から30年代以降の後期まで、三木哲学の新たな読解に資するテクストを精選して構成。未来の思考を切り拓く力をいまここに伝える。
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収録内容
1 | 1 ハイデッガーからパスカル、マルクスへ(パスカルに於ける人間の研究(抄) |
2 | 解釈学的現象学の基礎概念 ほか) |
3 | 2 歴史哲学、アリストテレスと西田(ハイデッゲル教授の想い出 |
4 | 歴史哲学(抄) ほか) |
5 | 3 哲学的人間学、制作と技術(哲学的人間学(抄) |
6 | 構想力の論理(抄) ほか) |
7 | 4 哲学と政治、もしくは行為的直観のゆくえ(ハイデッガーと哲学の運命 |
8 | 時代と道徳(抄) ほか) |
9 | 関連論考(戸坂潤「三木清氏と三木哲学」 |
10 | 林達夫「三木清の思い出」 ほか) |
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