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紅衛兵とモンゴル人大虐殺 草原の文化大革命 (筑摩選書)

楊海英/著

2090円
ポイント 1% (20p)
発売日 2021年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2596841
JAN/ISBN 9784480017260
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 408

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

文化大革命で、中国政府は内モンゴルのモンゴル人三四万六〇〇〇人を逮捕し、二万七九〇〇人を殺害した。実際には三〇万人が犠牲になったとの調査もある。このモンゴル人虐殺に、毛沢東の中国政府は、学生たちを中心とする紅衛兵を使った。彼らをジェノサイドに駆り立てたものは、いったいなんだったのか。ほとんど公開されていない『紅衛兵新聞』などの貴重な一次資料をもとに、内モンゴル出身の著者が大虐殺の真相を解明し、世界から無視されてきた文化大革命の負の側面に光を当てる。

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    収録内容

    1 本書の目的と構成
    2 文革研究の現状が示す世界の中国認識
    3 1 学生造反派の民族観と思想(内モンゴル草原の造反派と保守派
    4 造反派新聞が描く初期文化大革命
    5 「フフホト市第三司令部」の誕生
    6 煽動されたジェノサイド
    7 内モンゴル人民革命党員の粛清 ほか)
    8 2 労働者と知識人、農民の造反(立ち上がる労働者
    9 知識人の『魯迅』と『新文化』
    10 暴力の総結集
    11 モンゴル語の中国的変容
    12 加害行為が物語るジェノサイドの規模)
    13 「夷を以て夷を制す」現代中国

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