本/雑誌
「利他」とは何か (集英社新書)
伊藤亜紗/編 伊藤亜紗/著 中島岳志/著 若松英輔/著 國分功一郎/著 磯崎憲一郎/著
1034円
ポイント | 1% (10p) |
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。この問題に、日本の論壇を牽引する執筆陣が根源的に迫る。まさに時代が求める論考集。
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収録内容
1 | 第1章 「うつわ」的利他―ケアの現場から(利他ぎらいが考える利他 |
2 | 利他は自分のためになる?―合理的利他主義 ほか) |
3 | 第2章 利他はどこからやってくるのか(「小僧の神様」と利他 |
4 | 「変に淋しい、いやな気持」 ほか) |
5 | 第3章 美と奉仕と利他(「利他」の原義―「利」とはなにか |
6 | 「利他」の原義―「他」とはなにか ほか) |
7 | 第4章 中動態から考える利他―責任と帰責性(いま改めてポストモダンであること |
8 | 中動態は何を表しているか ほか) |
9 | 第5章 作家、作品に先行する、小説の歴史(偶然の出会い |
10 | 三十年後の驚き ほか) |