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商品説明
文部科学省は2001年に文部省と科学技術庁が統合し、発足した。教育、学術、科学技術を中心に幅広い分野を担当する一方で「三流官庁」とも揶揄される。実態はどのようなものか。霞が関最小の人員、キャリア官僚の昇進ルート、減り続ける予算など実状を解説。さらに、ゆとり教育の断念、働きすぎの教員たち、大学入試改革の頓挫、学術研究の弱体化など続出する問題に迫る。官邸や経産省に振り回される現状は変えられるか。
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収録内容
1 | 序章 「三流官庁」論を超えて |
2 | 第1章 組織の解剖―統合は何をもたらしたか |
3 | 第2章 職員たちの実像 |
4 | 第3章 文科省予算はなぜ減り続けるのか |
5 | 第4章 世界トップレベルの学力を維持するために |
6 | 第5章 失われる大学の人材育成機能 |
7 | 終章 日本の教育・学術・科学技術のゆくえ |