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商品説明
『万葉集』の歌をかたちづくる大和ことばとは、いったいどのようなものだったのか。歌を一つずつ丁寧に読み解くことにより、ただ素朴なだけでなく深く豊かな表現の世界と、人々の飾らぬ心とを浮き彫りにする。
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収録内容
1 | 序章 『万葉集』がおもな資料となる |
2 | 第1章 連想が多種の表現技法を生む |
3 | 第2章 ことばは絶えず変化を続ける |
4 | 第3章 一つの語が多くの別語を生む |
5 | 第4章 八十八の音節を書き分ける |
6 | 第5章 音韻が種々の変化を起こす |
7 | 第6章 細かい情報を付け加える |
8 | 第7章 語と語が緩い関係で文を作る |
9 | 第8章 強調表現が形式化する―「係り結び」の起源 |
10 | 第9章 上代語の特徴が希薄になる |
11 | 終章 通説の根拠を検討し直す |