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商品説明
三〇年にわたる平成期において、日本政治は、度重なる政権交代や連立組み替えなど、流動的かつ激しい展開を見せてきた。だが、たんに混迷の時代だったとは言えない。冷戦終結後の世界にあって日本は、新たな目標を探し求めてきた。平成政治の最高指導者である首相一六人に着目し、様々な模索と挑戦の軌跡を明らかに。平成政治史の本格的な見取図を提示し、次の時代を切り開く手がかりも見出す。
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収録内容
| 1 | 歴史としての平成日本政治 |
| 2 | 第1部 五五年体制終焉と「政界再編」の只中で(宇野宗佑・海部俊樹・宮澤喜一―経世会に翻弄された宰相たち |
| 3 | 細川護煕・羽田孜―改革派政権の誕生と限界 |
| 4 | 村山富市―過去への良心と未来への無関心 |
| 5 | 橋本龍太郎―統治機構改革の礎石 |
| 6 | 小渕恵三―「凡人宰相」の非凡さ |
| 7 | 森喜朗―過小評価された端境期の宰相) |
| 8 | 第2部 「小泉劇場」から「ねじれ国会」へ(小泉純一郎―「市民感覚」の政治、制度的権力の勝者 |
| 9 | 安倍晋三(第一次)―理念の実現を目指した果てに |
| 10 | 福田康夫―「外交族」宰相の面目 |
| 11 | 麻生太郎―「経済通首相」の不運と誤算) |
| 12 | 第3部 民主党政権と「安倍一強」(鳩山由紀夫―理想主義と権力の狭間で |
| 13 | 菅直人―現代日本のセルフメイド・マン |
| 14 | 野田佳彦―統治責任の模索 |
| 15 | 安倍晋三(第二次)―「一強」政権の虚実) |
