本/雑誌
オペラ/音楽劇研究の現在 創造と伝播のダイナミズム
佐藤英/編 大西由紀/編 岡本佳子/編
4950円
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
新たな研究領野を切り拓く14のアプローチ!音楽・テキスト・舞台が一体となったオペラや、バレエ・人形劇をはじめとする音楽劇に、どのようにアプローチすればよいか。作品解釈や演出手法のみならず、劇場の運営から上演作品の選定、政治・経済との関わりやマスメディアによる流通、地域ごとの特色から教育事業まで、地理的・歴史的要因を掛けあわせ総合的に考査する、オペラ/音楽劇研究の幕開け!
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収録内容
1 | 第1部 オペラ/音楽劇の人的交流とレパートリー形成(「アカデミー」による舞台芸術への取り組み―オペラ誕生のもうひとつの側面 |
2 | 七年戦争後のベルリンで上演されたオペラ―ドレスデンとの比較から |
3 | “ホヴァーンシチナ”が日の目を見るまで―1892年のキエフにおける舞台初演 |
4 | 白系ロシア人によるオペラ文化の伝播―1919、21年来日の「ロシア大歌劇団」の足跡をたどって) |
5 | 第2部 オペラ/音楽劇と時代思潮(フランスの王位音楽アカデミー創立期におけるミュゼットの使用をめぐって |
6 | イザドラ・ダンカンとリヒャルト・ヴァーグナー―ドイツにおけるイザドラとヴァーグナー作品の公演活動を中心に |
7 | 日本におけるオペラ黎明期の“プリマ・ドンナ”表象―帝国劇場の柴田環と,文藝協会『故郷』(明治四五年)のマグダを中心に |
8 | バイロイト音楽祭とナチス・ドイツ興亡―ラジオ放送をめぐる実証的検証) |
9 | 第3部 オペラ/音楽劇の作品研究(ラインハルト・カイザーの“クロイソス”―その時代背景、台本、音楽、舞踊、精神 |
10 | ヴァーグナー“ニーベルングの指環”における為政者像と無政府主義的思想の表現 |
11 | 完成された個性―“木彫りの王子”における「人形」の役割 |
12 | 團伊玖磨の「宇宙」―オペラ“ひかりごけ”を中心に) |
13 | 第4部 オペラ/音楽劇の現代(「回想のオペラ」―過去に憑かれる現代オペラ演出 |
14 | オペラ創作型プログラムの歴史的経緯と今日的意義―米国メトロポリタン・オペラ・ギルドの取り組みを例に) |
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